Founder
石川 真琴
MIトラスト合同会社
CEO

経営者の頭の中にある、
まだ言葉になっていない課題を、
現場が動ける変革テーマに変える
半導体の現場営業から、テクノロジー企業での長期的な顧客支援、ガートナーでのCxOアドバイザリーまで20年以上。経営層との対話から、管理職の役割設計、現場での実装まで一貫して支援しています。
なぜ、この仕事をしているのか
キャリアの前半は、半導体の営業でした。DRAMやフラッシュメモリを、デジタルカメラやカーナビをつくるメーカーに納める仕事です。シンガポールに3年駐在し、東南アジアの営業基盤を立ち上げる時期にも関わりました。
この頃の仕事は、勝ち負けがはっきりしています。性能と価格と供給力で決まる。技術者と信頼関係を築き、設計の初期段階に食い込み、競合より先に採用を取る。やることは明快でした。
その後アームで、半導体のIPライセンスを扱うようになります。ここで景色が少し変わりました。売っているのは製品ではなく設計思想で、相手が判断しているのは目先のコストではなく、この先5年10年の技術の方向性です。相手の立場に立って一緒に将来を描かないと、話が前に進まない。
そしてガートナーに移り、10年半を過ごしました。担当したのは大手企業のCxOとその周辺です。年間の契約を何倍にも伸ばした時期もありますし、グローバルのトップセールスとして表彰も受けました。ただ、この10年で本当に学んだのは営業の技術ではありませんでした。
答えの候補はたいてい本人の中にある。
経営層の隣に座り続けて分かったのは、経営者が困っているのは、答えがないことではないということです。答えの候補はたいてい本人の中にある。困っているのは、それがまだ言葉になっていないこと。そしてもうひとつ、言葉にして決めたあとも、現場の行動が変わらないことです。
立派な中期計画があり、DXやAIの方針もある。それでも、管理職の判断基準と現場の動き方が去年と同じなら、何も変わりません。この断絶を、外から資料を渡すだけで埋めるのは無理だと感じるようになりました。
だから2024年に独立しました。経営層と課題を言語化するところから、管理職と仕組みを設計し、現場で試して回すところまで、同じ人間が通しでやる。そういう関わり方をするためです。
経歴
CEO
大手企業の経営・事業変革、営業変革、変革人材育成、AI活用をテーマに、構想から現場実装まで一貫して支援。
大手テクノロジー企業のグローバルアカウントを担当。国内外の複数拠点にまたがるチームを統括し、経営層向けアドバイザリーとアナリストリレーションの改革を推進。
大手製造業・ITサービス企業を担当。IT部門と事業部門の双方に対して、経営課題を起点とした提案活動を実施。
CPU・GPUおよびシステムコアのライセンシング提案。半導体エコシステムにおけるパートナー戦略。
DRAM・フラッシュメモリの提案、価格交渉、供給サポート。事業分割と統合にともなう組織変更により3社を経験。
DRAM・フラッシュ・TFT製品の提案、価格交渉、供給サポート。2003年から2006年までシンガポール駐在。
成果と評価
ガートナー在籍中、担当した単一のグローバルアカウントについて、4年間で契約規模を約3倍に拡大。社内でも上位水準の成長率でした。
前半のアカウントエグゼクティブ時代には、担当5年のうち4度、セールスターゲットを達成しています。
表彰としては、グローバルのトップセールスに贈られるEagle賞を2度、Club300を1度受賞。Winners Circleには通算5回選出されました。
独立後は、大手ITサービス企業グループを中心に、経営変革リーダーシッププログラム、組織変革支援、知的資本の可視化などのテーマで複数案件を担当しています。
※ 守秘義務に配慮し、顧客企業名と契約金額は記載していません。
仕事の進め方
経営の論点から
話を始める
製品やメニューの説明はしません。その会社が何を目指し、何を優先し、何がボトルネックになっているのか。そこから会話を始めます。仮説を持って行き、間違っていればその場で修正する。この往復に時間をかけます。
意思決定者との関係を、
会社の資産にする
短期の案件だけを見た関係はつくりません。担当者が変わっても、組織対組織で残る関係の設計を重視します。誰が何を決めているのか、どこで話が止まるのかを見極めた上で、合意形成の道筋を一緒に描きます。
勝ち筋を、具体的な
数字と行動に落とす
市場環境、競合、社内のリソース制約を踏まえて、どのテーマで、誰を巻き込み、何を提供し、どう動くかを明確にします。方向性の合意で止めず、KPIと役割と会議体まで決めます。
部門と国境をまたいで、
一つのチームにする
変革テーマは、たいてい一つの部門では完結しません。情報の非対称をなくし、役割を組み直し、定例運営の型をつくる。ガートナー時代に国内外のチームを束ねた経験が、そのまま活きています。
勝ちパターンを、
組織に残す
個人の力量に依存する状態のままでは、支援が終わった時点で元に戻ります。仮説の立て方、準備の仕方、対話の型、検証の回し方を、テンプレートと運営ルールに落として置いていきます。
学歴・語学
法政大学 経済学部 経済学科
2002年3月 卒業
2002年3月 漢陽大学(韓国)韓国語語学院 6ヶ月コース 修了
日本語 / 英語 / 韓国語
日本語:母語
英語:経営層との交渉に対応
韓国語:ビジネスレベル